ここでは、M字ハゲを治すために、具体的にどうすればいいのかを詳しく説明していきます。すでに知っている人は飛ばしてもいいですが、読むとより間違った対策や間違った育毛剤を選ばなくて済むようになりますよ!

先生!どうやら、自分の生え際を確認したところ僕は初期段階のM字ハゲのようです。どうやったらM字ハゲを回復させることができますか?

初期段階なら治る可能性は高いですね!まずは、M字ハゲは何が原因で起きるのかを理解してから対策方法を紹介していきます。どんな育毛もM字ハゲの原因に合った対策をしないといくらお金をかけても効果はありませんからね。
M字ハゲの原因はAGA!M字ハゲが治るにはどうすればいい?

まず知ってほしいのが、M字ハゲの原因は何かって事。これを知らないと的外れの対策をする可能性大だからね。
まずは「M字ハゲを止める!」その次は「なくなった髪を生やす!」この2つの過程が大事です!
【過程1】まずジヒドロテストステロンの発生を止めて、M字ハゲを止める!
M字ハゲの原因はずばり「AGA(男性型脱毛症)」です。
AGAはジヒドロテストステロンという強い男性ホルモンが、髪を脱毛させる症状がでます。その仕組は上の図のとおりで、体内にある5αリダクターゼという酵素がテストステロンという男性ホルモンと結合して、ジヒドロテストステロンというM字ハゲの原因を作りだします。
M字ハゲの進行を止めるには、まずこのジヒドロテストステロンの発生を止める必要があります。
このM字ハゲの原因であるジヒドロテストステロンを止めるには、ジヒドロテストステロンの材料である5αリダクターゼがテストステロンと結合しないようにする必要があります。
ジヒドロテストステロンを発生しないようにするには2020年現在、下記3つの方法があります。
- プロペシアのようなAGA治療薬を飲む
- AGA対応の育毛剤を頭皮につける
- ノコギリヤシなどのサプリを飲む
この3つのいずれかの方法を使い、まずM字ハゲの進行を阻止します。
【過程2】その次は、なくなった髪を取り戻すために発毛させる!
ジヒドロテストステロンの発生を止め、M字ハゲの進行を止めた後は、脱毛してなくなった生え際の髪を発毛させ髪を回復させることです。
発毛させるには、ミノキシジルやM-034(エムゼロサンヨン)といった、いわゆる「発毛剤(発毛成分)」が必要になります。
この「M字ハゲの進行を止める」「なくなった髪を発毛させる」の2つの過程を経て、M字ハゲを治すことが可能になるのです。
片方だけでは治りません。よく発毛剤だけ使えば治ると勘違いしている人が多いですが、発毛剤だけではM字ハゲを治すことはほぼ無理と考えたほうがいいでしょう。
以上が、M字ハゲが治る仕組みです。
M字ハゲを治し、回復させるための3つの方法。どれがいいのか?

次に、具体的にM字ハゲを治すには、具体的にどう対策すれいいのかを説明しますね。
今は昔と違い、自分の環境にあった治療法が選択できる時代です。また、M字ハゲの進行の程度によっては、自宅で一人で治す事も可能ですので、近くにAGA治療できる病院がなくても安心ですね。
詳しく見ていきましょう。
M字ハゲを治す対策方法は2020年現在3つあります。
- AGAクリニック
- AGA対応育毛剤
- 皮膚科
この3つのです。
この3つの対策には、それぞれ良い点、いまいちな点がありますので、自分の環境、M字ハゲの進行度合いによって決めていきます。
良い点 | いまいちな点 | |
---|---|---|
AGAクリニック |
|
|
皮膚科 | どこにでもある
|
|
AGA対応育毛剤 |
|
|
では次から、それぞれ詳しく説明していきます。
「AGAクリニック」はM字ハゲの最先端の治療が受けられる。中期~末期のM字ハゲにおすすめ。
AGAクリニックは、M字ハゲの原因であるAGAを治療する最先端の技術が備わっているのが特徴です。
AGA治療薬である、プロペシアやミノキシジルはもちろん、専用サプリメントや専用シャンプーまで取り揃えているクリニックもあります。
また、最先端の育毛技術を備えており、ミノキシジルやプロペシアの成分を直接頭皮に注入する育毛メソセラピーという治療法もあるため、進行の進んだ末期のどんなM字ハゲ患者にも対応できるのが特徴です。

AGAクリニックは、M字ハゲを治すためにはもっとも効果的と言われています。ですが、その分やはり費用がかかるのがネックで、患者さんがM字ハゲが治ったと満足するまでに数十万~100万近くの出費はざらです。
また、東京、名古屋、大阪などの都心部にしかない店舗も多いので地方の人は利用しづらいデメリットがあります。
ただ、絶対M字ハゲを治したい!という強い意志と、お金がある人なら頼りになるのは間違いないです。
「AGA治療対応の皮膚科」は、どこにでもあるため地方の人でも通院可能!
「AGA治療対応の皮膚科」とういのがポイントで、どこの皮膚科でもいいというわけではありません。事前に病院のホームページでAGA治療を行っているかを事前にチェックしておきましょう。
いわゆる、プロペシアやミノキシジルといった定番AGA治療薬の処方を行っています。AGAクリニックよりのような専門的な治療ではないですが、ごく一般的なAGA治療はできます。

AGA治療対応といっても、皮膚科の担当医師によってAGAの知識は様々であり、正直当たりハズレがあります。
AGA治療に積極的ではない医師にあたると、適当に頭皮をみて薬をだしますねと言われすぐ終わりって事もあります。
また、AGA治療薬は保険が効かないので100%自己負担であるため、月の治療費は1万~2万ほどかかる場合もあります。
「AGA対応の育毛剤」はまだ周りに気づかれない初期段階のM字ハゲなら効果を発揮!
AGA対応の育毛剤は、2010年台に入ってから人気がでてきた、M字ハゲ対策の選択肢です。
プロペシアやミノキシジルのようなAGA治療薬の効果を、育毛剤の使用で可能にしたものです。
費用も1本、7,000円前後からとハードルは低く、医者に行く必要がないので、誰にも相談せず一人でM字ハゲ対策ができるのが大きなメリットです。
ただ、M字ハゲ末期のような進行の強いM字ハゲには効果があまり期待できず、あくまでM字ハゲ初期段階~中期段階の人向けです。
参考:M字ハゲのレベル(初期、中期、末期)を画像でチェックしてみよう!

M字ハゲの悩みは、人に相談するだけで勇気がいりますね。そんな人は、まずAGA対応の育毛剤から初めて見るのがオススメです。
AGA治療薬であるプロペシアやミノキシジルのような副作用もなく、誰でも年齢に関係なくM字ハゲ対策ができます。
「最近M字ハゲが気になってきた」というような、M字ハゲの初期段階の人なら、AGA対応育毛剤で十分効果が得られる可能性も高いです。
実際にM字ハゲを治した人と同じことをやってみることが回復の近道!

次のページからは、実際にM字ハゲをAGA対応の育毛剤で治した人が選んだ育毛剤、育毛剤の使い方を見ていきましょう!
また、M字ハゲがなおった後の髪の維持方法にも注目してくださいね!